開張足は足の横アーチだけの問題ではない
- trustmejiyugaoka
- 9月16日
- 読了時間: 5分
開張足は横アーチだけの問題ではない |
これまで10年間、延べ2万人以上のお客様に施術を提供し、多くの開張足のケースを改善に導いてきました。その中で私が感じたことがあります。それは、多くの施術現場が「広がった足幅」や「横アーチの低下」だけに目を向けているという現実です。
一般的な施術の現状
インソールを敷いて横アーチを支えるだけ
足裏をマッサージして一時的に楽にする
足指にパッドを入れて広がりを抑える
テーピングでアーチを作る
外反母趾やタコができればその部分だけをケア
これらの方法で、確かに一時的に楽になることはあります。
しかし、横アーチを「外から支える」だけでは根本改善にはつながりません。
むしろサポートに頼りすぎることで足の筋肉が弱まり、開張足や外反母趾の進行を招くケースすらあるのです。
あなたはそのような「その場しのぎ」の施術で良いのでしょうか？
当院、整体サロンtrustmeでは、ただ横アーチだけを矯正するような施術は行いません。私たちが多くの開張足を改善に導いてきた理由は、とてもシンプルです。
それは、施術を行う前に、「お客様ごとに、開張足の本当の原因を見極める」ことに重点を置いているからです。
「痛み、歪みの本当の原因」を見極めることこそが、開張足施術の核心です。
根本的な原因に対して適切に施術を行わなければ、確かな改善にはつながりません。
開張足を改善するためには、どの部位にアプローチすべきか、またその施術をどの程度の期間続けるべきか
これらの施術計画は、すべて歪みの根本原因を正確に見極めた上で立てられます。
「本当の原因」を特定し、それに基づいた施術を行うことが重要です。
しかし、この基本的な考え方を理解していない施術家が多いのが現状です。だからこそ、あなたの開張足がこれまで根本的に改善しなかったのです。
開張足の症状について |
開張足とは、足の横アーチが崩れて指の付け根部分が広がり、足幅が広がってしまう状態です。
当院に来られるお客様の中には、次のようなお悩みを抱える方が多いです。
足の前半分が痛くて長く歩けない
タコや魚の目が繰り返しできる
外反母趾や内反小趾が進行している
足指に力が入りにくく、踏ん張れない
靴が合わなくなり、オシャレが楽しめない
放置すれば、足の変形が進み、膝や腰の負担にもつながります。
「このまま歩けなくなったらどうしよう」
「足の幅がどんどん広がってきて不安」
「外反母趾の手術をすすめられた」
こうした不安やストレスを抱えている方がとても多いのです。
私がここでお伝えしたいことはただ一つです。
「開張足の本当の原因は、足裏だけではない」ということです。
アーチが落ちて開張足になっているからといって、その原因が「足幅、横アーチだけ」にあると考えると、根本的な改善にはつながりません。
だからこそ、あなたの開張足は改善していないのです。
開張足の原因とは |
では開張足の本当の原因とは？
開張足は足の問題に見えますが、実は全身の使い方に深く関わっています。
足裏の筋肉（母趾内転筋や足底筋群など）の弱化
足指の機能低下による踏ん張り不足
足首の不安定さ（過剰な内反や外反）
股関節や骨盤の歪みで体重が前足部に偏る
長時間の立ち仕事や合わない靴による負担
こうした要因が重なることで横アーチが崩れ、開張足となるのです。
つまり、
開張足は「足幅の問題」ではなく「全身のバランスの結果」なのです。
当院では「運動連鎖」という考え方を基に施術を行っています。
運動連鎖とは、人間の身体の動きは全て連動しており、全身の筋肉や関節が協調して機能することでスムーズに動けるという考え方です。「足首の歪み」や「姿勢の崩れによる体重のかけ方」が偏ると、その影響で横アーチが落ちて開張足になってしまうことです。
この連鎖が乱れたままでは、足裏だけにいくらアプローチしても改善は一時的。
根本的に改善するには、「足首の歪み」や「姿勢の崩れによる体重のかけ方」を含めて全身の連動を整える必要があるのです。
当院ではこのように改善します |
先ほどご説明した、運動連鎖をスムーズに機能させる必要があります。
そのために行なっていくことが３つあります。
検査
施術
セルフケア指導
この３つです。
まずは開張足の根本原因である、「姿勢の崩れによる体重のかけ方」や「足首や股関節」の使い方、筋肉の硬さをチェックし、
「姿勢の崩れによる体重のかけ方」や「足首や股関節」の何が悪いか？どの筋肉が硬いか？
お客様それぞれの身体の状態を検査していきます。
その後、「姿勢の崩れによる体重のかけ方」や「足首や股関節」を悪くしている筋肉の硬さ、緊張をとる施術を行います。
当院では筋肉の表面ではなく深い硬さ、深層の緊張を取り除くための施術をしていきます。
さらに、歪みをその場で取るだけで終わりではありません。
歪みをとった後はお客様でその状態を維持できるように、お客様自身でできるセルフケア指導を行います。
開張足の根本原因である「姿勢の崩れによる体重のかけ方」や「足首や股関節」を改善する、ストレッチやエクササイズなどのセルフケア指導。
そして、足裏の筋肉、足首、股関節、骨盤の動き、連動を良くする、運動連鎖をスムーズに機能させるための姿勢指導を行います。
その結果、歪みをその場で改善するのはもちろん、歪みが出ない身体作りを実現できるということです。
開張足をその場しのぎではなく、根本から改善する。
当院でぜひ、その一歩を踏み出していただければと思います。
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